選ばれる3つの理由

三、太陽光・リニューアルまで総合的に対応する
「屋根のお医者さん」

代表取締役 川野貴由

[ダイジェストビデオ]
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建物に合った屋根材のご提案を。
瓦の専門家だからこその安心の太陽光パネル施工。

私たちは、屋根に関する全体的なことをお手伝いできることが売りです。屋根というのは、大まかに四種類の屋根材に分かれています。当社ではそのすべての施工に対応できます。その中から、その建物に対して何が最適なのかを考えて提案が出来ます。当社で、瓦以外の屋根材も扱い始めたのは、17年前に私が入社後、研修に行くようになってからです。私は、好奇心旺盛なので、講習会に行くのが好きなのです。そこで勉強したことで、例えば違った屋根材でも、ここは瓦にも応用が利くなということがあるわけです。そういう発想が生まれることが楽しいですね。

太陽光についての講習会に初めて行ったのは15年前でした。その頃は時代が早すぎて、全然売れませんでした。太陽光の施工は今まで電気屋さんがやっていました。しかし、太陽光は瓦の上に載せるものです。メーカーの方でも、屋根の上は瓦屋さんがやるものだという考えが強く、そのような要求が多くなりました。今までは、電気屋さんが主にやっていたので、電気屋さんが瓦の不適切な部分に穴を空けることで雨漏りの原因になるわけです。当社で太陽光パネルを載せる場合には、当社の職人がパネルを載せ、そこから先の電気工事は付き合いのある電気屋さんにお願いしています。既存の建物に太陽光を乗せる時、瓦の防水層が劣化していたら、太陽光を載せても1年で雨漏りするわけです。そこを瓦屋さんが施工すれば、そのような瓦の状態もきちんと見ることができるのです。

震災後、悪徳な業者も出てきました。でも私は、地元でやっている以上、安蔵瓦工業の信用を傷つけるわけにはいきません。それはこれからも貫いていきたいです。これから、私たちの次の代に伝えていきたいことは、責任のある施工をして欲しいということです。当社で新築のときの施工をしたら、それで終わりではなく、「そこが始まり」なんです。だから最初から責任のある施工をし、その後の手直しとかにもずっと責任を持って欲しいのです。自分のやった仕事だから、最後まで責任を持つということを、当社の職人にも徹底して理解して貰っています。

震災後に、瓦屋根がこれだけ被災したのは、瓦屋の責任だと痛感しました。震災後、街中の瓦が崩れ落ちている光景を見たときは、とても悲しかったです。このような光景にしたのは、私たち瓦屋が、今まで勉強を怠慢してきた結果だと思いました。地震が来たときにどういう風になるかの予測が出来ていなかった。かなりショックな出来事でした。これは業界の責任だと感じ、私たちが瓦業界のリーダーとなって、積極的に改善提案の声を上げていきたいと考えています。